武装錬金でっちあげ元ネタ集
- 「悪魔の様に黒く、地獄の様に熱く、接吻の様に甘い」(第15話)
- 作中では人間の味として評されているが、実際はコーヒーの味を評した言葉。
「悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように清らかで、恋のように甘い。汝が名は珈琲」 byタレーラン(仏元外相)
- アンダーグラウンドサーチライト
- ヴィクトリアが展開する避難壕の武装錬金。“Underground Searchlight”即ち「地下の探照燈」。微妙に名前が違うが、大槻ケンヂのソロプロジェクト“UNDERGORUND SEARCHLIE(アンダーグラウンドサーチライ)”が元ネタか。
- アリス・イン・ワンダーランド
- バタフライが展開するチャフの武装錬金。元ネタは『不思議の国のアリス』の原題。
- Yes, I am!(第48話)
- 『ジョジョの奇妙な冒険』第三部で死んだはずのアブドゥルが事もなげに再登場したときのセリフ。
- ヴィクター
- 錬金術によって人類の頂点に立つ力を手にいれ、それゆえ錬金術を憎む元錬金の戦士。また、同様にしてその力を手に入れた者も指す。ロシアの原子力攻撃潜水艦“VICTOR”に由来。 →フェイタルアトラクション
- ヴィクターのふんどし姿
- 仏映画『ジェヴォーダンの獣』('01)でアメリカ先住民モホーク族のマニが敵地に乗り込む際に着た民族衣装の戦闘着がモデル。ちなみにマニのキャラクターは「『もののけ姫』のサンの従兄弟」という設定で作られたものらしい。 →シルバースキン
- L・X・E the League of the EXtraordinary Elect
- アメコミの“THE LEAGUE OF EXTRAORDINARY GENTLEMEN (L.X.G.)”が元ネタ。『超常紳士同盟』という華麗なる邦題を持ちながら、2003年『リーグ・オブ・レジェンド』というデタラメな邦題をつけられ日本で映画公開される。 →ディープブレッシング
- 大槻ケンヂ/筋肉少女帯(きんにくしょうじょたい)
- 実は管理人は大槻ケンヂ及び彼が所属した音楽グループ「筋肉少女帯」についてまったく存じておりません。この頁に載っているほとんどのものは『2ちゃんねる』なる匿名掲示板からの抜粋か検索の上の孫引きに拠るものです。詳しいことをお知りになりたい場合は、他のサイトをあたることをお勧めします。
また、「これ元ネタあるんじゃないか」というものがあればこちらまで情報お願いいたします。
→アンダーグラウンドサーチライト、五千百度の炎、再殺部隊、ニアデスハピネス、ルリヲヘッド
- 岡倉英之
- カズキの友人・三バカの一人。アニメ『R.O.D』の脚本兼シリーズ構成担当の倉田英之氏がモデル。 →六舛・大浜
- オバケ工場(蝶野編)
- 銀成学園の裏山にある、蝶野製ホムンクルスのアジト。目印となっている奇怪な建物は、志免炭鉱(福岡県志免町)四山坑竪坑櫓がモデル。廃墟マニアなら誰もが知っている廃鉱廃墟。
- 「片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を」
- L・X・Eの合言葉。沢田研二の名曲「サムライ」より拝借。作詞は阿久悠。
- カズキの去年の夏の思い出(第35話)
- 米映画『リベリオン(原題:EQUILIBRIUM)』('02)の「ガン=カタ」。二挺拳銃と拳法、和風の殺陣の雰囲気などを巧みに入り混ぜた架空の武道。映画自体『マトリックス』の二番煎じ、B級ものと揶揄されることも多いが、この武道が魅せた力は大きく、『デカレンジャー』でもこのガン=カタを真似た武道が登場する。
「DVD『リベリオン』を観る。“銃を使った接近戦”の答えがここにあった。万感の思いと共に只々、涙。もっと頑張ろう!!<伸宏>」(2003年52号巻末コメントより)
- 岸辺露伴
- 『ジョジョの奇妙な冒険』第四部に登場する、変人偏屈天邪鬼意地張性悪天才漫画家。週刊少年ジャンプで『ピンクダークの少年』を連載。支持者層は極端。
- 決めポーズ(第36話)
- カズキは仮面ライダー、ブラボーはウルトラマン、斗貴子はセーラームーンのポーズ。
- 筋肉少女帯
- →大槻ケンヂ/筋肉少女帯
- 「激戦」の特性
- 戦部が展開する十文字槍の武装錬金「激戦」の特性“高速自動修復”の描写は、米映画『インビジブル(原題:HOLLOW
MAN)』('00)で主人公が透明人間になるシーンから着想したもの。
- 賢者の石(武装錬金の場合)
- 賢者の石の精製法は「小作業」「大作業」の段階がある。ある決まった材料を「哲学の卵」と呼ばれる丸フラスコに入れ四回の加熱を加えることによって変化が起こる。
破壊と死を象徴する黒色に腐蝕することに始まり、そこから復活と再生を象徴する白色に変化する。ここで精製を止めると卑金属を銀に変える「白い石」となる。ここまでが「小作業」。
まだ精製を続けると赤色に変化し、これに溶かした金をくわえると、卑金属を金に変える「賢者の石」となるといわれている。これが「大作業」。
武装錬金で登場する「黒い核鉄」は小作業の黒色を、黒い核鉄を打ち消す作用を持つ「白い核鉄」は小作業の白色を象徴するものと思われる。これ以上難しいことは知りません。
- 五千百度の炎(第72話)
- 火渡が展開する焼夷弾の武装錬金「ブレイズオブグローリー」の最大火熱。筋肉少女帯の曲「望みあるとしても(ノゾミ・カナエ・タマエ完結編)」の一節から拝借したらしい。 ⇒歌詞
- 再殺部隊
- 筋肉少女帯のアルバム『ステーシーの美術』収録の曲「再殺部隊」が由来か。
- 坂口照星
- 錬金戦団の大戦士長にして戦闘部門最高責任者。照星部隊の隊長。「照星」は銃の照準器の一つ。 →バスターバロン
- 「さよならは言ったはずだ。別れたはずだ」(第52話)
- アニメ『装甲騎兵ボトムズ』('83)の主題歌「炎のさだめ」の一フレーズ。
「さよならは言ったはずだ 別れたはずさ/地獄を見れば心が渇く/戦いは飽きたのさ/さだめとあれば心を決める/そっとしておいてくれ/明日に
ああ つながる今日ぐらい」
- サンジェルマン病院
- 18世紀フランス宮廷界に現れた謎の人物・サンジェルマン伯爵(1707?-84)に因む。カリオストロ伯爵と並ぶペテン師と紙一重の万能知識人。錬金術により不死を得て二千年以上行き続けていると称し、さもその時代にいたかのように有史の出来事をサロン人士に語ったという。また、あらゆる言語を解し、あらゆる学問に通じていただけでなく、絵画や音楽の際にも常ならぬものがあったといわれる。晩年は不遇の内に幕を閉じたが、不死の伝説は長く残り、かのナポレオン一世は彼の生存を信じ、不死を手に入れるべく彼を捜させたといわれている。
- サンライトハート
- 武藤カズキが展開する突撃槍の武装錬金。心臓の代用としていること、エネルギーに変化した飾り布が太陽光に似た山吹色の光を放つことから、斗貴子が命名。デザイン発案は『スクライド』『カオシックルーン』でおなじみのデザイナー・神宮寺訓之氏。
- サンライトハート・アナザータイプ(第16‐17話)
- デザインモチーフはゲッターロボ。
- シャランラ♥(第20話)
- 綺羅を飾り街頭を闊歩するパピヨンを装飾するこの擬音符は、『魔女っ子メグちゃん』のヒロイン神崎メグの呪文が元ネタ。「テクニカテクニカシャランラ〜」
- シルバースキン
- キャプテンブラボーが展開する防護服の武装錬金。元ネタは仏映画『ジェヴォーダンの獣』('01)の序幕で主人公と従者が着ていた防疫用コート。
→ヴィクターのふんどし姿
- 鈴木震洋
- L・X・Eの信奉者。「震洋」は旧日本海軍の水上特攻艇。
- ソードサムライエックス
- 早坂秋水が展開する日本刀の武装錬金。元ネタは『るろうに剣心』の米題。
- 大浜真史
- カズキの友人・三バカの一人。アニメ『R.O.D』のキャラクターデザイン兼総作画監督の石浜真史氏がモデル。 →六舛・岡倉
- だがNON!(第54、76話)
- 「生憎俺は他人を利用するのは大好きだが、利用されるのは大嫌いなんでね」(パピヨン)
おそらく元ネタは、『ジョジョの奇妙な冒険』第四部の岸辺露伴の台詞。
「だが断る!!この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは、自分で強いと思ってるやつに『NO』と断ってやる事だ」
相手に有利に事を運ばれているところを形勢逆転したいときにどうぞ。
- 地下空間の男
- 仏映画『ヴィドック』('01)に登場する鏡の仮面の錬金術師がモチーフ。 →ルリヲヘッド
- 千歳
- 武装戦団所属の戦士。旧日本海軍の航空母艦「千歳」に由来。
- 千葉の海豚海岸
- 日本海の鯨波海岸に対する太平洋の海岸の意味でつけたか。あるいは銚子の海鹿島海岸がモデルか。
- 超常選民同盟
- → L・X・E
- 蝶野攻爵(パピヨン)
- 前作『GUN BLAZE WEST』で登場を果たせなかった敵役「デューク・ザ・パピヨン」の焼き直し。 →ニアデスハピネス
- 津村斗貴子
- 本編の女主人公。苗字の「津村」は恩田陸『六番目の小夜子』のヒロイン・津村小夜子より拝借。「斗貴子」は和月氏の完全オリジナルなんだそうな。
- ディープブレッシング(第74話)
- 潜水艦の武装錬金。米映画『リーグ・オブ・レジェンド』('03)の主人公の一人・ネモ船長の潜水艦「ノーチラス号」がモデル。因みに“Deep
Breathing”とは「深呼吸」のこと。 →L・X・E
「先週の資料用に買った某潜水艦漫画、何げに読み始めたら面白過ぎ。と、止まらない〜。<伸宏>」(2005年17号巻末コメントより)
- 中村剛太
- 武装戦団所属の新米戦士。名前はドイツ空軍爆撃機“GOTHA G.VI”(ゴータG型)に因む。
- 「何を隠そうオレは似顔絵の達人だぁああッ!!」(第8話)
- なぜかジョジョ風のタッチ&ポーズ。カズキは岸辺露伴の大ファン。
- ニアデスハピネス
- パピヨンが展開する黒色火薬の武装錬金。元ネタは大槻ケンヂの小説『ステーシー』より。
- ニュートンアップル女学院
- 神奈川県横浜市郊外にある全寮制のミッションスクール。
熟れたリンゴが落ちるさまから万有引力の法則を発見した物理学者アイザック・ニュートン(1642-1727)は、錬金術師としても著名。
- ニュートンアップル女学院理事長令嬢(第75話)
- 少女向ライトノベル『マリア様がみてる』('98-)の鳥居江利子がモデルか。
- ノイズィハーメルン
- 陣内が展開する鉄鞭の武装錬金。「ハーメルンの笛吹き男」よろしく、鞭の振動波で集団を催眠操作する。
- バスターバロン
- 坂口照星の展開する全身甲冑の武装錬金。前作『GUN BLAZE WEST』の敵役、アーマーバロンのセルフパロ。男爵様は無敵です──!!!
- 早坂桜花
- 元L・X・Eの信奉者。秋水の双子の姉。「桜花」は旧日本海軍の特攻機。別名人間爆弾。
- 早坂秋水
- 元L・X・Eの信奉者。桜花の双子の弟。旧日本海軍の局地戦闘機「秋水」が名の由来だが、これには「研ぎ澄まされた刀」の意も帯びている。
→ソードサムライエックス
- 早坂真由美
- 桜花秋水の育ての母。『牡丹と薔薇』の鏡子がモデルか?『牡丹と薔薇』は2004年1月から3ヶ月フジ系列で放映された昼ドラ。鏡子は元恋人の裏切りが許せず、彼とその妻(社長令嬢)の間に生まれた長女(主人公)を略奪し、自分の娘と偽って溢れんばかりの愛情をかけて育てる。
- ピーキーガリバー
- 金城が展開する右篭手の武装錬金。右拳を尽き出すことで巨大化し、「ラピュータフォール」「ブロブティンナグナックル」などの大技を繰り出す。武装錬金名はスウィフトの『ガリバー旅行記』、技名はそれぞれ「浮遊島ラピュータ」「巨人国ブロブディンナグ」に因む。ブロブティンナグでなくてブロブディンナグね。
- 火渡(第56話)
- 掻っ切られた喉元から炎を噴き出しているシーンは、アメコミ『ジェネレーションX』のチャンバー(失った顎と胸を炎で保護している原子炉人間?)が元ネタ。
- フェイタルアトラクション
- ヴィクターが展開する大戦斧の武装錬金。名前は『X-MEN』、デザインは『トランスフォーマー』から拝借したものらしい。
- Fade to Black(第17話タイトル)
- 1.「徐々に暗くなる」‐‐‐映画用語。主にラストシーンなどに使われる、次第に映像が黒み一色になっていく用法を指す。カズキが人間・蝶野攻爵を救うことができず気を失う場面と掛けている。
2.ゲーム『電脳戦機バーチャロン』のライデンのテーマ曲名。
- ププッピドゥ♥
- まひろが斗貴子を押し倒した時のトンデモ擬音。米映画『お熱いのがお好き』で主演のマリリン・モンローが歌う挿入歌「I
Wanna Be Loved By You」のスキャットより。
- 「ブラボー! おお…ブラボー!!」(第49話)
- ポルナレフが寝たままの姿勢で自分のスタンドに持ち上げてもらいながら敵を称賛するという構図を丸々パロったもの。『ジョジョの奇妙な冒険』第3部屈指の迷場面。ブラボーが何を思ってこれを叫んだのかは謎。
- 包帯でぐるぐる巻きにされた斗貴子(第15話)
- 志々雄真実『るろうに剣心』のセルフパロ。云わずとも知れる。
- ミッドナイト・ラン(第2話タイトル)
- 米映画『ミッドナイト・ラン』('88)より。
- 武藤カズキ
- 本編の主人公。名前は『遊戯王』の主人公・武藤遊戯と作者・高橋和希氏からとったか。また連載開始当時、高橋氏は青汁が好物と発言しており、カズキの青汁好きという設定とかぶっている。
「昔からまずいまずいと聞いていた青汁ですが、実際に飲んでみたら…!最近のものは飲みやすくておいしいのでハマってます!<和希>」(2003年30号巻末コメントより) ※作者本人の発言ではなく個人のでっちあげなのでおいそれと信じないでください。 →サンライトハート
- ルリヲヘッド
- アレキサンドリアが展開する兜の武装錬金。「風車男ルリヲ」(筋肉少女帯のアルバム『月光蟲』収録曲)が元ネタ。
「ルリヲを殺しに行きなさい/ねえ君/だけどルリヲは見つからないよ/聞いたんだよ風車男には/首がないんだよ」
“地下空間の男”と呼ばれたこの兜状の拘束具は、主以外の者の頭に取り憑き体を操作、外せば間近の者の頭に取り憑きまた操作─という、伝播性の強い特性を持っている。
- ルリヲヘッドをかぶる剛太(第78話)
- 『ジョジョの奇妙な冒険』第一部で浮浪者が石仮面をつけられるシーン。つけた瞬間、閃光と「ファアァゴォオオッ」(錬金では「シュゴオオッ」)といった擬音が放たれる。
「URYYY!」は第一部から第三部にかけて、柱の男や石仮面をかぶって吸血鬼になった者があげる奇声。
「人間やめたっぽい」は第一部で石仮面をかぶる前のディオのセリフ「おれは人間をやめるぞ!ジョジョ──ッ!!」から。
- 六舛孝二
- カズキの友人・三バカの一人。アニメ『R.O.D』の監督・舛成孝二氏がモデル。ちなみに六舛・岡倉・大浜の頭文字を並べると『R.O.D』。